こんな症状があったらお医者さんへ(下痢)

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風邪をひいて起こした下痢は、熱やせきなどの他の症状が治るとともにおさまってきます。また、寝冷えや冷たいものを与えたために起こった下痢も1~2日のうちにはおさまります。機嫌がよく食欲もあるようだったらあまり心配はいりません。水分を補給しながら様子をみましょう。しかし、3日以上たってもおさまらない/水のような下痢を1日何度もする/うんちに血が混じる/嘔吐を伴う/ぐったりしている/といった症状が見られるときは、食中毒や重い腸炎の可能性があります。すぐに病院(小児科)で診察を受けてください。

 

 

乳糖不耐症(牛乳や育児用ミルクで起こる下痢症)

牛乳や育児用ミルクなど乳糖を含む食べ物を口にすると、下痢をしたり吐いたりする赤ちゃんがいます。これは「乳糖不耐症」といい、乳糖を分解するラクターゼという酵素がなかったり不足しているために起こす下痢です。まれに先天性の場合もありますが、ほとんどは、風邪による胃腸炎などで下痢が長引き、腸の粘膜が傷ついて起きるものです。長く続くと体が衰弱してしまう危険性があります。熱やせきなど、風邪のほかの症状が治ったのに下痢だけが続いているというような場合は乳糖不耐症の可能性がありますから、医師に相談してみましょう。乳糖の入っていない育児用ミルクや育児用大豆乳に替えるだけで治る場合もあります。

 

監修/三石 知左子先生

 

監修者

医師 三石 知左子 先生

小児科 | 葛飾赤十字産院院長


東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。


経歴

1982年3月 札幌医科大学医学部卒業
1982年5月 東京女子医科大学小児科学教室入局
1987年4月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門配転
1993年1月 医学博士取得
1994年5月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師
1999年3月 東京女子医科大学退職
1999年4月 葛飾赤十字産院副院長、東京女子医科大学非常勤講師
2006年4月 葛飾赤十字産院院長


2015/07/16


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