下痢をしたときの手当てのポイント

この記事の監修者

医師三石 知左子 先生
小児科 | 葛飾赤十字産院院長

東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。

(1)水分を補給する

下痢でいちばん気をつけなければいけないのが脱水症状です。脱水症状がひどくなると命にかかわる場合もありますから、こまめな水分補給が大切です。「水分を与えてもすぐに出てしまう」と思うかもしれませんが、全部が出てしまうわけではないので安心してください。湯冷まし、麦茶などを十分に飲ませましょう。牛乳や果汁は下痢を悪化させるおそれがあるので避けてください(ただしリンゴ果汁は整腸作用があるので、大量でなければOK)。

 

 

(2)育児用ミルクや離乳食は休んでもいい

母乳は下痢のときにあげても大丈夫ですが、育児用ミルクの場合、下痢がひどいときには3分の2から半分くらいの濃度に薄めてあげてください。離乳食が始まっている場合も水分がとれていれば2~3日ストップしても大丈夫です。食欲がある場合は、普段より一段階戻した離乳食を少しずつ与えてみましょう。無理強いしないことが大切です。

 

 

(3)おしりをきれいにする

赤ちゃんが下痢をすると、あっという間におしりの皮膚が赤くなったりただれたりします。おむつ替えはこまめにし、おしりを清潔な状態に保ちましょう。おしりふきでゴシゴシ拭くと皮膚を傷めるので、シャワーか座浴で洗い流すといいでしょう。

 

 

下痢止めをむやみに使わない

下痢は、腸の中にたまった悪いものをいち早く体の外に出したいという自然な反応ですから、止めずになるべく出してしまったほうがいいのです。自己判断で下痢止めを飲ませてしまうと、逆に体の中に細菌をとどめておくことになり、いつまでも症状がよくならない可能性があります。 下痢止めは必ず医師の指示に従って使うようにしましょう。

 

監修/三石 知左子先生

 

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