下痢をした時の手当てのポイント

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監修者

医師 三石 知左子 先生

小児科 | 葛飾赤十字産院院長


東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。

 

■主な経歴

1982年3月 札幌医科大学医学部卒業
1982年5月 東京女子医科大学小児科学教室入局
1987年4月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門配転
1993年1月 医学博士取得
1994年5月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師
1999年3月 東京女子医科大学退職
1999年4月 葛飾赤十字産院副院長、東京女子医科大学非常勤講師
2006年4月 葛飾赤十字産院院長

 

■専門領域

小児保健、ハイリスク児のフォローアップ
健診等を通じて乳幼児の発育発達、育児相談を中心に診療し、
育児雑誌やインターネットでの育児相談を担当している。

 

■所属学会・委員等

日本小児科学会専門医
日本小児科学会男女共同参画推進委員会委員長
日本小児皮膚科学会運営委員
日本タッチケア協会幹事
東京都小児保健協会幹事
こどもの心相談医
日本医師会認定産業医
NPOブックスタート理事

 

 

■HP 葛飾赤十字産院

■ブログ 院長ブログ

 

(1)水分を補給する

下痢でいちばん気をつけなければいけないのが脱水症状です。脱水症状がひどくなると命にかかわる場合もありますから、こまめな水分補給が大切です。「水分を与えてもすぐに出てしまう」と思うかもしれませんが、全部が出てしまうわけではないので安心してください。湯冷まし、麦茶、イオン飲料などを十分に飲ませましょう。牛乳や果汁は下痢を悪化させるおそれがあるので避けてください(ただしリンゴ果汁は整腸作用があるので、大量でなければOK)。

 

 

(2)ミルクや離乳食は休んでもいい

母乳は下痢のときにあげても大丈夫ですが、ミルクの場合、下痢がひどいときには半日ほど休んでお茶や乳児用のイオン飲料などに切り替えたほうがいいでしょう。離乳食が始まっている場合も水分さえとれていれば2~3日ストップしても大丈夫です。食欲がある場合は、普段より一段階戻した離乳食を少しずつ与えてみましょう。無理強いしないことが大切です。

 

 

(3)おしりをきれいにする

赤ちゃんが下痢をすると、あっという間におしりの皮膚が赤くなったりただれたりします。おむつ替えはこまめにし、おしりを清潔な状態に保ちましょう。ゴシゴシこすると皮膚を傷めるので、シャワーか座浴で洗い流すといいでしょう。

 

 

下痢止めをむやみに使わない

下痢は、腸の中にたまった悪いものをいち早く体の外に出したいという自然な反応ですから、止めずになるべく出してしまったほうがいいのです。自己判断で下痢止めを飲ませてしまうと、逆に体の中に細菌をとどめておくことになり、いつまでも症状がよくならない可能性があります。 下痢止めは必ず医師の指示に従って使うようにしましょう。

 

監修/三石 知左子先生

 

2015/07/16


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