
監修者
医師 三石 知左子 先生
小児科 | 葛飾赤十字産院院長
東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。
■主な経歴
1982年3月 札幌医科大学医学部卒業
1982年5月 東京女子医科大学小児科学教室入局
1987年4月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門配転
1993年1月 医学博士取得
1994年5月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師
1999年3月 東京女子医科大学退職
1999年4月 葛飾赤十字産院副院長、東京女子医科大学非常勤講師
2006年4月 葛飾赤十字産院院長
■専門領域
小児保健、ハイリスク児のフォローアップ
健診等を通じて乳幼児の発育発達、育児相談を中心に診療し、
育児雑誌やインターネットでの育児相談を担当している。
■所属学会・委員等
日本小児科学会専門医
日本小児皮膚科学会運営委員
日本タッチケア協会幹事
東京都小児保健協会幹事
こどもの心相談医
日本医師会認定産業医
NPOブックスタート理事
■HP 葛飾赤十字産院
■ブログ 院長ブログ
(1)衣類をゆるめる
ひきつけを起こしたら、静かに寝かせて体を締めつけないよう衣類をゆるめましょう。体を揺すったり、大声で名前を呼んだりしてはいけません。
(2)気道を確保する
息をしやすいように首の後ろにタオルなどを入れて、あごを上向かせます。さらに、吐いたものが気管に詰まらないよう顔を横向きにします。
(3)熱を測る
熱があれば熱性けいれんである可能性が高くなります。熱がないのにひきつけを起こしているときは、急いで受診しましょう。
(4)ひきつけの様子を見る
ひきつけがどのくらい続いているか、体の左右どちらかにかたよっていないかなどをチェックします。10分以上続いたり、ひきつけ方が気になるときには急いで受診しましょう。
口の中にものを入れたりしない
ひきつけの最中に舌をかんでしまうことはまずありませんから、赤ちゃんの口の中にタオルや割り箸を入れたりしないように注意してください。窒息やケガの原因になります。
コメント