せきを伴う主な病気

この記事の監修者

医師三石 知左子 先生
小児科 | 葛飾赤十字産院院長

東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。

風邪が長引くと気管支炎になることもあります

気管支炎は、風邪がなかなかよくならず、気管支の粘膜に炎症を起こしてしまった状態です。せきが次第に強くなり、コンコンという乾いた感じのせきから、痰のからんだようなゴロゴロと湿ったせきに変わります。呼吸もゼイゼイとした感じになり、高熱を伴うこともあります。特に早朝や夜寝入った直後など、空気が冷えたり、体が温まってくるときに強くせきこむのが特徴です。
通常は1週間以内に熱が下がりせきも少なくなりますが、完全にせきが止まるまでには3週間くらいかかることもあります。強いせきが続くと赤ちゃんは体力を消耗しますので、必ず医師の診察を受け、処方された薬を正しく飲ませましょう。なお、熱がなかなか下がらずせきも止まらないときは肺炎を起こしている可能性もあるので、再度医師の診察を受けましょう。

 

 

せきを伴うその他の主な病気

ぜんそく性気管支炎 ・クループ ・肺炎 ・小児結核

 

 

こんな病気も心配 「百日ぜき」

百日ぜきは百日ぜき菌によって感染する病気で、患者のせきやくしゃみから菌が飛び散ってうつります。感染後約7~10日間経つと、せき、くしゃみ、鼻水といった風邪と同じような症状が出てきますが、次第にせきが激しくなり、3~6週間も強いせきが続きます。赤ちゃんの場合は特に重症になりやすく、肺炎や脳炎を併発したり、命にかかわることもあります。早い段階で医師の治療を受けることが大切です。
なお、生後3カ月から百日ぜき、ジフテリア、破傷風、ポリオを予防する4種混合ワクチン(DPT-IPV)の予防接種がスタートしますので早めに接種するようにしてください。

 

監修/三石 知左子先生

 

専門家に無料で相談できます

自分だけではどうしても解決できない不安やお悩みは、助産師・管理栄養士などの専門家に個別相談してみませんか?


\ この記事にいいね!しよう /
現在ログインしていません。ログインしますか?
シェアする

育児中に見ておきたい動画
もっと見る
あわせて読みたい記事
もっと見る
この時期に気になるQ&A
もっと見る