ベビーベッド
柵は必ず上げておきましょう。また、つかまり立ちができるようになると赤ちゃんが柵から乗り出す危険性があります。このころになったら布団に切り替えるようにしましょう。
階段
ハイハイを始めると階段を上って行こうとしますので、入口に柵をつけて入れないようにしましょう。
ベランダ
ベランダの柵のすき間が広いと、赤ちゃんが転落したり頭がはさまったりします。ネットを張るなど危なくない工夫をしてください。また、ベランダに物が置いてあるとそれを踏み台にして乗り越えてしまうこともあります。
玄関
段差のある玄関や縁側も危険な場所です。玄関や縁側に通じる扉はきちんと閉めておきましょう。
お風呂場
お風呂場には危険がいっぱいです。浴槽に転落した場合、ほんの少しの水でもおぼれてしまったりやけどをおったりする危険性もあります。お風呂場の扉が簡単に開かないような工夫も必要です。
ベッドや柵はSマークやSGマークのものを
Sマークは国の安全基準に合格したものに、SGマークは製品安全協会の安全基準に合格したものにつけられるマークです。ベビーベッドをはじめ、ハイチェアや柵などを買ったり借りたりするときには、こうしたマークがあるかどうかを確認すると安心です。

監修者
医師 三石 知左子 先生
小児科 | 葛飾赤十字産院院長
東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。
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