主な不妊原因

妊娠を望んで避妊をせずに性交をしているのに、2年以上妊娠をしないことを「不妊症」と言います。現在では、10組に1組の夫婦が不妊症であると言われています。

不妊かな?と思ったら、妊娠に至るまでのルートを詳しく検査し、不妊症の原因を突き止めます。また、不妊症の半分は男性側にも原因があると考えられているため、不妊治療は男女共に受診する必要があります。

 

 

女性側の主な不妊原因

女性の卵巣から排卵された卵子は「卵管」の入口付近で精子と出会って受精卵となり、細胞分裂を進めながら卵管の中を転がって子宮にたどり着きます。そして、子宮内膜というふかふかのベッドのような組織の中にもぐりこむと「着床」になります。これが妊娠までのプロセスです。

不妊治療の検査では、このプロセスのどこにトラブルが起きているのかを探します。性交がうまくいっている場合、女性側の不妊症の原因としては次のようなものが考えられます。

 

 

男性側の主な不妊原因

精巣でつくられた精子は「精管」という管を通って「精嚢(せいのう)」と呼ばれる精液がつくられる場所に入り、尿道を通って射精されます。

不妊治療の男性側の検査では、このルートのどこに問題があるのかを調べます。

 

 

不妊症の10組に1組は原因不明

以上のような検査をしても、どこにもトラブルが見つからず、原因が分からない場合もあります。このような不妊症を「機能性不妊」と言い、10組中 1組程度に見られます。

妊娠のタイミング指導、排卵誘発剤の使用、人工授精などを行いますが、それでも妊娠できない場合には体外受精が勧められることもあります。また、生活習慣を見直すことで不妊症を克服できたという人もいます。

体を温める食べ物や適度な運動によって冷え症を改善する、ストレスをためないよう心がける、夫婦がもっとリラックスして性生活を楽しむなど、日常生活の改善点も見直してみるといいでしょう。

 

(監修/天神尚子先生

 

 

2015/07/09


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