妊娠20週(妊娠6カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

 

妊娠6カ月に入ります。胎動を感じ、妊娠20週を過ぎたら助産師の指導で乳頭の手入れを始めましょう。陥没、扁平乳頭でも、マッサージすれば吸いやすい乳頭になります。マッサージしている時にお腹の張りを感じたら、すみやかに止めましょう。

 

 

赤ちゃんの成長

  • ・頭殿長(とうでんちょう)約17cm
  • ・重さは250~350g程度

 

このころからお腹の中の赤ちゃんの皮膚からは、胎脂(たいし)と呼ばれるクリーム状の脂が分泌しはじめます。これは、皮膚を保護したり、出産時に産道を通る時の潤滑油の役目をすると考えられていますが、まだ詳しくはわかっていません。

 

 

ママの体の変化

  • ・体調が安定してくる
  • ・胎動を感じる

 

ほとんどの人が胎動を感じられる時期になりました。胎動はママがリラックスしている就寝前や入浴時に感じられることが多いです。まだ働いている人は忙しくて胎動を感じることが少ないかも。そんな時にはリラックスタイムを作ってみて。赤ちゃんはしっかりお腹の中で動いていますよ。

 

 

 

 

栄養や食生活

妊娠中は細菌に感染しやすいため、食材はなるべく加熱することを心がけましょう。温野菜を食べる時には煮るより蒸す方がおすすめ。野菜のビタミンCやビタミンBは水に溶けやすい性質なのです。電子レンジでスチーム料理ができる調理器具が1つあると便利です。

 

 

その他の症状

 

わきの下の痛みやしこり

おっぱいが大きくなるについれて、わきの下に違和感や痛みを感じる人も。これは副乳と呼ばれるものです。妊娠や授乳期間になると、おっぱいと同じように腫れたり痛みを伴うことがあります。冷やすことでおさまることが多いです。

 

 

気をつけること

 

お腹の張りがあるときにはおっぱいマッサージはストップ

妊娠5カ月の終わり頃から授乳の準備ができてきます。胎動を感じたらおっぱいマッサージを始めましょう。おっぱいマッサージは子宮収縮を促す成分が分泌されるため、おなかの張りがあるときは避けます。

 

 

カフェインはどれくらいまで OK?

つわりが終わった辺りから、妊娠前の嗜好品がおいしく感じられることがよくあります。また、以前はそうでもなかったのに妊娠してからコーヒー党になったという話もよく聞きます。カフェインの心配をする人がいますが、1日に2杯前後の量なら問題ありません。ミルクを入れてカフェオレにしたり、ノンカフェインコーヒーを利用するのもいいでしょう。カフェインは内臓や筋肉を活発にする働きがあるので、特に食後の1杯は消化を助けてくれます。ただし利尿作用もあるため、トイレの回数は増えるでしょう。また、カフェインには精神高揚作用もあります。安眠確保のため夜は控えましょう。

 

 

この時期のトラブル

 

後期流産

妊娠12週~22週未満に流産してしまうことです。母体側に原因があることも多く、細菌感染による場合も。早い段階で対応ができれば、流産を防ぐことができます。強い生理痛のような痛みや、子宮が収縮する痛みや鮮血が伴う場合は産婦人科へ連絡をしましょう。

 

 

TODOリスト

バランスの良い食生活を心がける

□おっぱいケアをスタート

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

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