【医師監修】妊娠前の健康診断とブライダルチェック
普段「たいしたことない」と思ってほうっておいた体調不良が、実は病気が原因のもので、妊娠の継続が難しくなったり、妊娠してからでは治療が難しいために大変なことになる事例も実際に見られます。普段の健康チェックときちんとした健康管理が、妊娠・出産準備のための基本と考えてください。もちろん検査の結果、要注意事項があった場合はきちんとした診断を受け、治療が必要な場合は妊娠前に受けておき、妊娠を望む場合には、担当医に事前に相談されることをおすすめします。
婦人科の病気で、事前の発見と担当医の判断を仰いでおきたいのが子宮筋腫や卵巣腫瘍ですが、特に怖いのは子宮がん。妊娠がきっかけで発見されることもあり、せっかくの妊娠を悲しい結果に終わらせないためにも、ぜひ1年に1回は検査を受けておきましょう。糖尿病や高血圧、心臓病、腎臓病なども妊娠前に発見しておきたい病気です。ぜんそくも、強い発作をひんぱんに繰り返している方の場合は注意が必要です。
初めての妊娠を考えている女性の場合、おすすめしたいのは「ブライダル・チェック」。今後妊娠・出産や、赤ちゃんに影響を及ぼすような病気にかかっていないかをチェックする検査です。B型肝炎やC型肝炎、性病やHIVなどの検査項目があります。婦人科だけでなく、内科でもおこなっている病院もありますよ。
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