妊娠5週(妊娠2カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

 

 

生理予定日から1週間以上が経ち、妊娠に気づく人が多い時期です。まずは妊娠検査薬で検査を 。陽性反応だったとしても、正常妊娠とは限らないので、早めに産婦人科を受診をしましょう 。超音波検査で赤ちゃんが入っている袋(胎嚢/たいのう)が確認できれば、異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性は少なくなります。

 

赤ちゃんの成長

・大きさは約4~5mm

・胎嚢が見える

・心臓のもとがつくられ始める

 

妊娠4週後半から5週頃になると、子宮内に胎嚢が確認できます。超音波写真でみると、黒っぽい楕円状をしたものが胎嚢です。さらにその中に泡のようなリングが見えることも。これは卵黄嚢(らんおうのう)と呼ばれ、胎盤ができるまでの赤ちゃんのための栄養袋になります。

 

ママの体の変化

・眠気とだるさ

・つわりが始まる人も

・おなかの張り

 

黄体ホルモンの分泌により、眠気とだるさが続きます。風邪の症状と勘違いしてしまうことも多いですが、薬の服用には注意して。つわりの症状として、吐き気や、胃のムカムカ、食欲不振が始まるのもこのころから。おなかにガスが溜まりやすくなり、張りや圧迫感を感じるときには、消化の良いものを食べましょう。

 

 


 

栄養と食生活

葉酸を多く摂りましょう 妊娠前から妊娠初期は「葉酸」を積極的に摂りまし ょう。葉酸はビタミンB群の1つで、緑黄色野菜などに多く含まれますが、食事だけでは十分な量の摂取が難しいので、吸収力の高いサプリメントでの摂取をおすすめします。なお、サプリメントでの摂取の推奨量は1日400μgまでです。

 

ママの体の症状

つわりの初期症状として、においに敏感になることがあります。普段はまったく気にならなかったキッチンや冷蔵庫、スーパーの生鮮売り場などが苦手になってしまうことも。外出先では風邪予防としてマスクの着用もおすすめです。急な体調の変化や、だるさや眠気、またはプレッシャーなどから、落ち込みやすい時期。体調がいいときには外に出て気分転換をしましょう。今はゆったり過ごすことが先決です。

 

気をつけること

の服用

妊娠7週までは「臨界期」と呼ばれ、胎児に最もの影響が大きいと言われる時期です。その後も妊娠12週までは気をつけたほうがいいでしょう。自己判断での服用は良くないですが、継続している薬を自己判断で中止してしまうことも良くありません。主治医の判断を仰ぎましょう。

 

陽性反応後は産婦人科へ

妊娠検査薬で陽性反応があったら、必ず産婦人科を受診しましょう。異所性妊娠(子宮外妊娠)などの異常妊娠の場合でも陽性になるため、陽性反応が出たからといって安心して放置しないようにしてください。自分では気付かない卵巣嚢腫や子宮筋腫などのチェックや、出産予定日をきちんときめるなどの必要があるため、早めに受診しておきましょう。

 

他の病気で診察を受けるとき

産婦人科以外で診察を受けるときには、医師に妊娠の可能性があることをしっかり伝えましょう。妊娠しているかしていないかによって検査や治療法が変わる場合もあります。

 

TODOリスト

の服用に注意する

アルコール、タバコをやめる

□脱水症状に注意し、水分をこまめに摂る

葉酸を摂取する

□産婦人科の受診をする

 

 

 

 

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