妊娠6週(妊娠2カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

 

つわり症状が出てくる時期。ムカムカ、吐き気のほか、おなかや腰の張り、だるさなどを感じやすくなります。プロゲステロンというホルモンの影響で便秘もしやすくなります。つらいときは無理をせず体を休めましょう。母子健康手帳の交付は、産院の指示に従いましょう。

 

赤ちゃんの成長

  • ・大きさは約5〜7mm程度
  • ・胎芽が成長する
  • ・心拍が確認できることも

 

おなかの中の赤ちゃんはまだ人の形はしておらず「胎芽(たいが)」と呼ばれます。この時期に主な器官の基礎がつくられています。脳や脊髄、目や耳の神経などが急速に発達し、生殖器の形成もスタート。早ければ心拍が確認できることも。

 

ママの体の変化

  • つわりが始まる
  • ・トイレが近くなる
  • ・便秘になる人も

 

つわりで食べ物が食べられないときの対処法は、一度にたくさん食べず、ちょこちょこ回数を増やして食べること。また食事回数が減ると水分摂取量も減ってしまうので水分補給は意識しておこないましょう。子宮が大きくなることからトイレの回数が増えることもあります。

 

 

赤ちゃんの成長のために質の良いたんぱく質を摂りましょう。卵や牛乳、大豆製品、鮭、いわし、鶏むね肉、豚ロース肉などは質の良いたんぱく質と言えます。食べたあとすぐにママの体内でたんぱく質となり、赤ちゃんの体に行きわたります。

 

この時期の体の症状

妊娠すると血液量が増える上に、羊水も作られるため喉が乾きやすくなります。水分補給は意識しておこないましょう。つわりで食事をするのがつらいときには、氷を口に入れるのがおすすめです。硬水のミネラルウォーターで作れば、ミネラルも同時に摂れていいですね。水分摂取は便秘解消にも役立ちます。

 

気をつけること

の服用

妊娠7週までは「絶対過敏期」と呼ばれ、胎児に最もの影響が大きいと言われる時期です。その後も妊娠12週までは気をつけたほうがいいでしょう。自己判断での服用は良くないですが、継続している薬を自己判断で中止してしまうことも良くありません。主治医の判断を仰ぎましょう。

 

アルコールの摂取

妊娠に気づいていない時のアルコール摂取は気にしすぎなくて大丈夫。妊娠中も1日ビール1杯程度なら問題はありません。しかし、習慣にならないようにするために、妊娠中はやめておく方がいいでしょう。

 

夫婦での話し合いを

妊娠が確認できたら、出産までのスケジュールについて夫婦で話し合いましょう。妊娠中のおおまかな経過やリスク、健診や出産、育児にかかる費用、今後の仕事についてなど、お互いに情報を共有しておきましょう。

 

職場への報告はいつ?

職場への報告はいつがいいという決まりはありません。ただし、保育士や介護士などの体を激しく使う仕事、一日ほぼ立ち仕事の職種や、飛行機などの出張がある場合は分かった時点で上司に報告するという選択肢もあります。体調が良く、体に負担の少ない仕事であれば、妊娠10週前後に伝えるのがいいでしょう。

 

この時期のトラブル

子宮外妊娠

受精卵は子宮内腔の粘膜に着床するのが正常ですが、まれに卵管や卵巣、子宮頸管などに着床してしまいます。このことを「子宮外妊娠」といいます。妊娠検査薬などでは陽性反応も出ますし、つわりがあることもあります。

 

初期流産

原因は胎児側にあることがほとんど。10人に1人に起こる可能性があると言われ、高齢妊娠の場合はその確率も高くなります。大量の出血や強い痛みが主な症状ですが、何も症状がなく病院で判断される「稽留(けいりゅう)流産」という流産もあります。

 

TODOリスト

の服用に注意する

アルコール、タバコをやめる

葉酸を摂取する

産婦人科を受診する

□母子健康手帳を受け取る

□出産について夫婦で話し合う

 

 

 

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