フリージングのきほん

離乳食を毎食作るのは負担がかかるもの。そこで役に立つのがフリージングです。作った離乳食を小分けしてフリージングしておけば、食べるときに再加熱するだけなのでとっても便利。フリージングのルールやグッズをご紹介します。

フリージング6つのルール

ルール1

冷凍前に加熱調理

食パンなど一部の例外もありますが、食材やメニュー は「煮る」「ゆでる」など加熱調理をしてから冷凍します。 新鮮なうちに調理するようにします。


ルール2

使う分だけ小分けする

食べるときに1回分ずつ解凍できるように、1回分で使う・食べる量を小分けにして冷凍します。


ルール3

冷ましてから

加熱調理した食材やメニューは、しっかり冷ましてから冷凍庫へ。熱いまま冷凍すると、庫内の温度が上がってほかの食材が傷む原因になります。


ルール4

再冷凍は×

一度解凍した食材を再び冷凍したり、冷蔵庫で保存したりするのはNG。解凍分は必ず使い切ります。「朝ごはんの残りを昼ごはんにまわそう」ということも避けてください。


ルール5

保存期限は1週間

冷凍後も、少しずつ劣化は進むので、冷凍した食材やメニューは、1週間を目安に使い切ります。容器や袋に中身と調理日を記入しておくと、使い忘れを防げます。


ルール6

使うときは必ず再加熱

ただ解凍するのではなく、電子レンジや鍋を使って十分に再加熱を行います。やわらかさを調節するために、少量の水を加えて加熱しても。

フリージングに便利なグッズ

小分けにできるものや、耐冷・耐熱性の両方を備えたものを。 冷凍庫からそのままレンジ加熱できると便利です。

製氷皿

だしやスープなどの液体は、大さじ1ずつなど量をはかってから製氷皿で冷凍。ふたつき容器を使うと、より衛生的です。


小分け容器

おかゆや野菜、液体など、食材を選ばずに保存できます。耐冷・耐熱性のある容器ならば、冷凍庫から出しそのままレンジへ。


シリコンカップ

耐冷・耐熱性に優れ、冷凍 →レンジ加熱がそのままOK。タッパーなどの密閉容器にカップごと入れると便利。


ラップ

液体でなければ、何でも包めます。なるべく空気が入らないよう隙間なく包み、においが移らないように。


密閉保存袋(フリージング袋)

ペースト状のものやおかゆは、空気を抜きながら平らにならして入れて。1食分ずつ筋をつけ、 必要分だけ折って使います。

フリージング袋を使った冷凍・解凍方法

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