前歯でかじりとって歯ぐきでつぶせるように
舌や下あごを前後・上下・左右に動かせるように。バナナ程度の硬さのものを前歯でかじりとり、歯ぐきでかんでつぶせるようになります。しかし、かんだものを飲み込むためには、唾液と十分に混ぜなくてはなりません。繊維質のものやパサついた食材は、とろみづけをして、食べやすくしてください。
姿勢は手づかみしやすいようやや前傾に
手づかみ食べがしやすい、やや前傾した姿勢がとれるようにイスを調整します。足は床か足置きに足の裏が完全につくようにし、安定させます。
食べることへの興味も増し、手づかみ食べがはじまる
手づかみ食べは目で見たものを手でつかみ、硬さ・感触・温度などを感じ、前歯でかじりとることで咀しゃくを促します。さまざまな食品を手づかみ食べすることで、その食品に合った自分なりのひと口量、かむ力の加減などを身につけていきます。ときに詰め込みすぎてしまうこともありますので、のどに詰まらせないよう、大人が見守ることが大切です。
好き嫌いが出てくる時期
味ではなく食べにくくて嫌がることも。硬さや形状を見直したり、焼く・煮る・蒸すなど調理方法を工夫してください。赤ちゃんもその日の気分で食べたいもの、食べたくないものがあります。食べない食材も、日をおいて出すと食べることもあります。
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