妊娠12週(妊娠4カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

 

妊娠12週を過ぎると流産の確率がかなり減ってきます。胎児は器官の形成が終わり、体や手足の骨、皮膚などが発達する時期です。超音波検査では、赤ちゃんの動く様子を見ることができるように。パパもいっしょに妊婦健診を受診してみましょう。

 

 

赤ちゃんの成長

  • ・大きさは頭殿長(とうでんちょう)約5㎝
  • ・体重約25g
  • ・皮膚が成長し不透明になる

 

妊娠4カ月に入ると赤ちゃんは週に約3cm、10〜20gずつ成長していきます。骨が成長してきて超音波写真で白くはっきり見えるようになり、皮膚も透明だったのが、不透明になり厚く硬く成長することで、赤ちゃんも丈夫になります。

 

 

ママの体の変化

  • ・おなかがふくらみはじめる
  • ・つわりがおさまってくる
  • ・子宮により胃が圧迫される

 

子宮が上へ向かった大きくなっていきます。プロゲステロンというホルモンにより、つわりとはちがう感覚の胃のむかむかが起こる人も。とはいえ、体調も安定してきて、検診も1カ月に1度になります。

 

 

 

栄養と食生活

妊娠中の食生活では塩分に気をつけましょう。塩分の取りすぎは、高血圧やむくみを引き起こします。1日の塩分摂取目安は8g。妊娠高血圧症候群の予防のためにも、塩麹やレモンなどで味付けに工夫をしましょう。

 

 

ママの体の症状

 

つわりが一段落

12週を過ぎた頃から、だんだんつわりが治まってきます。なんでも食べられるようになったからといって暴飲暴食は禁物。バランス良い食生活をしましょう。

 

 

貧血に注意

貧血検査で貧血と言われなかった人も、妊娠中は鉄分たっぷりの食事を心掛けましょう。鉄分はほうれん草、わかめ、ひじきに豊富に含まれています。コーヒー、紅茶、緑茶に含まれるタンニンは、鉄分の吸収を阻害するので食事の前後の摂取は控え目にしましょう。

 

 

気をつけること

 

セックスは負担がかからないように

状態が安定していればセックスしても大丈夫です。ただしこの時期は、浅い結合で子宮に負担が掛からないよう慎重にしましょう。特に子宮頸管無力症、子宮内膜症子宮筋腫、低置胎盤、前置胎盤がある人は挿入による刺激がマイナスになることも。パートナーとのコミュニケーションの方法として、他のスキンシップも考えてみましょう。

 

 

この時期のトラブル

 

後期流産

妊娠12週~22週未満に流産してしまうことです。母体側に原因があることも多く、細菌感染による場合も。早い段階で対応ができれば、流産を防ぐことができます。強い生理痛のような痛みや、子宮が収縮する痛みや鮮血が伴う場合は産婦人科へ連絡をしましょう。

 

 

TODOリスト

アルコール、タバコをやめる

□ヒールの低い靴をはく

□プレママダイアリーをつける

職場への報告

□バランスの良い食生活を心がける

□マタニティインナーを準備する

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

 

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