妊娠22週(妊娠6カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

妊娠22週(妊娠6カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

 

自治体や病院主催の母親学級に申し込みましたか?妊娠中の過ごし方から出産時の呼吸法、産後の赤ちゃんのお世話まで教えてもらえます。まだならぜひ早めに参加を。両親学級もあるので、夫婦でぜひ参加しましょう。

 

赤ちゃんの成長

  • ・身長は約27cm
  • ・重さは450〜550g程度

 

このころから、赤ちゃんの睡眠パターンができます。活発に動く時間と、眠りに入る時間ががあり、胎動を通じで感じることができます。

 

 

ママの体の変化

  • ・おっぱいが大きくなる

 

乳腺も発達してきます。バスタイムに乳頭を刺激すると薄いクリーム色の分泌物が出ることもあります。体が赤ちゃんを育む体勢になり、安定してきます。

 

 

 

栄養と食生活

おやつでも大切な栄養素を摂ることができます。小魚やフルーツ、ナッツなどなら優秀なマタニティおやつに。市販品のおやつを食べる時には、週に1〜2回までにする、200 kcal以内にするなどルールを決めるといいでしょう。また、食べる時には温かい飲み物といっしょに食べることで満腹感が得られ、体を温める効果も。

 

 

その他の症状

 

妊娠高血圧症候群

妊娠20週以降に最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合、もしくは加えて尿タンパクが出ている状態を言います。原因はよくわかっていませんが、高年妊娠や肥満、妊娠後の体重増加の人がなりやすいと言われています。胎盤の機能が低下し、赤ちゃんが育ちにくい状態になってしまうこともあります。

 

 

気をつけること

 

母親学級や両親学級に参加しよう

産院や自治体で行っている母親学級などに参加してみましょう。特にお産の流れや新生児のお世話については聞いておくと心構えができます。出産予定日が近いママと知り合えるチャンスでもあります。

 

 

産み方を考えよう

自然分娩、ラマーズ法、ソフロロジー、リーブ法無痛分娩など、産み方もいろいろあります。パートナーの協力が必要なこともありますから、夫婦でよく話し合いましょう。また立ち会い出産についてや、バースプランなども、この時期から調べておくといいでしょう。

 

 

この時期のトラブル

 

切迫早産・早産

切迫早産は22週以降〜37週未満に陣痛につながるような下腹部の張りや痛み、出血がある状態を言います。原因は様々ですが、早期発見により、早産にならずにすむことも多いので、疑わしい症状があった場合は、産婦人科の受診をしましょう。

 

 

TODOリスト

バランスの良い食生活を心がける

マタニティエクササイズなど運動をする

□母親学級や両親学級に参加

□分娩方法やバースプランを確認する

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

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