妊娠16週(妊娠5カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

妊娠5カ月、安定期に入ります。そろそろ「戌の日」を考える頃です。帯祝いはさておき、この機会にマタニティインナーを揃えてみるのも一案です。腹巻やマタニティ用のガードルなどを利用し、お腹を冷やさないようにしましょう。

 

 

赤ちゃんの成長

  • ・大きさは頭殿長(とうでんちょう)約12㎝
  • ・体重約110g
  • ・口を開けたり閉じたりする

 

口をパクパク開けて羊水を飲んだり、手をおしゃぶりしたりなどのしぐさをします。このような複雑なしぐさができるのも、赤ちゃんが成長している証拠です。

 

 

ママの体の変化

  • ・体全体がふっくらする
  • ・運動ができるように

 

お腹だけでなく、おしりや胸に皮下脂肪がつきはじめ、体全体がふっくらしてきます。バストはこの時期で1カップ、出産までに約2カップほど大きくなる人が多いよう。乳腺の発達を妨げないよう、マタニティインナーをし、ウェアも締め付けないものを選びましょう。

 

 

 

栄養と食生活

ママの血液量は妊娠前と比べて20%増えています。貧血予防にほうれん草やひじきを使ったメニューを取り入れましょう。絹ごし豆腐、にんじん、干し椎茸、枝豆、ごまを加えて白和えを作れば、7品目入った副菜の完成です。

 

 

ママの体の症状

 

妊娠線

おなかや乳房が大きくなる過程で皮下組織が表面の皮膚の伸びについて行けず、亀裂ができることにあります。早くからケアを始めた人も止めてしまわずに、体の皮膚が伸びるこの時期にこそ継続しましょう。

 

 

気をつけること

 

体重管理をはじめよう

5カ月になると食欲が旺盛になる人も多いです。体調が安定してきたら、栄養バランスを考えた食生活をしましょう。検診も1ヶ月おきになるので、自分で体重管理をすることが大切です。

 

 

性生活について

セックスはママの体の無理のない程度ならしてもOK。ただし、清潔にやさしくが基本です。また、妊娠中は免疫力が低下しているため、感染症の恐れがあります。コンドームは必ず使用しましょう。

 

 

歯周病は早産のリスクにも

ホルモンの影響で歯茎から出血することもあります。うがい薬なども併用して清潔に保ちましょう。妊婦5ヶ月に入ったら歯周病のチェックを行いましょう。歯周病は早産になるリスクを高めるという報告もあります。また、歯の治療はこの時期に済ませておきましょう。

 

 

この時期のトラブル

 

後期流産

妊娠12週~22週未満に流産してしまうことです。母体側に原因があることも多く、細菌感染による場合も。早い段階で対応ができれば、流産を防ぐことができます。強い生理痛のような痛みや、子宮が収縮する痛みや鮮血が伴う場合は産婦人科へ連絡をしましょう。

 

 

 

TODOリスト

バランスの良い食生活を心がける

妊娠線ケアをはじめる

戌の日に安産祈願をする

□歯の治療を行う

□体重管理をはじめる

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

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