妊娠39週(妊娠10カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

妊娠39週(妊娠10カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

 

不規則なお腹の張りを度々感じたら、陣痛の前ぶれである「前駆陣痛」かもしれません。10分間隔の規則的なお腹の張りと痛みを感じたら陣痛の始まりです。産院やパパ、両親に電話をして入院の態勢を整えましょう。

 

 

赤ちゃんの成長

  • ・身長約49cm
  • ・重さは約3000g

 

子宮内は赤ちゃんと胎盤でいっぱいに。羊水も500mlくらいまで少なくなっています。赤ちゃんの頭が下へ下へと下がってきて出産がはじまります。

 

 

ママの体の変化

  • ・産道がやわらかくなる

 

ホルモンの分泌により、産道がやわらかくなり骨盤も緩んで広がっていきます。ママの体も出産へ向けて変化していきます。おしるし、陣痛があってもすぐに出産にはなりませんが、破水があった時には産院へ連絡しましょう。

 

 

 

 

栄養と食生活

分娩中は当分の補給が有効な場合も多いので、スタッフが OKなら、チョコやゼリー飲料、ジュースなど糖分補給ができるものを準備しておきましょう。病院によっては、分娩中は飲食禁止のところもあるので、確認してみましょう。

 

 

気をつけること

 

いきみ逃しとは

「いきむ」とは、出産のときにおなかに力を入れて赤ちゃんが出てくるの後押しすること。「いきみ逃し」とは力を入れずに我慢することです。子宮口が全開になる前や、産道が十分に柔らかくなる前にいきんでしまうと、無理やり赤ちゃんが出てこようとして、会陰が裂けたり、赤ちゃんが息ができずに苦しくなります。助産師さんにいきんでいいと言われるまでは、いきみ逃しをしましょう。

 

 

TODOリスト

入院グッズの確認

育児グッズの確認

出産の流れと連絡先などの確認

□安静にしすぎない

□パパへのお願いことをリストに

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

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