妊娠9週(妊娠3カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

 

細いへその緒が超音波写真に写ることも。心臓の次に、脳や肺などの内臓器官が形成されてきます。ママはまだまだつわりに悩まされる頃です。

 

 

赤ちゃんの成長

・大きさは頭殿長(とうでんちょう)約2cm程度

・重さは10g程度

・へその緒ができ始める

 

この時期赤ちゃんは1日1mmのスピードで成長しています。2頭身から3頭身に変化をし、尻尾が徐々になくなってヒトらしくなっていきます。

 

 

ママの体の変化

・子宮がオレンジぐらいの大きさに

・胸が張ってくる

つわりがピークを迎える

 

子宮の変化により、下腹部にチクチクとした痛みが出ることも。足の付け根に違和感を感じる場合もあります。つわりが続くと脱水症状になる人も。氷を舐めると水分補給とつわり解消にもなります。

 

 

 

この時期の栄養と食事について

カルシウムはマグネシウムと一緒に摂ると吸収力がアップします。マグネシウムが多い食材は、しらす干し、アサ

リ、大豆食品、ナッツなど。2:1の割合だと一番吸収率がいいとされています。取りすぎると、逆に吸収率を妨げてしまいます。

 

 

その他の症状

 

妊娠悪阻

つわりが悪化し、食事はおろか水分さえも口にできなくなる状態です。体重が5kg以上減少している場合は、早めに産婦人科へ受診をしましょう。状態によっては入院することもあります。

 

ホルモンの分泌が活発になります

おりものが多くなります。おりものは白っぽいものや、濃いクリーム色なら心配はいりません。一方、外陰部が赤くヒリヒリしたりかゆくてたまらないようなときや、小さい泡のようだったら早めに医師に相談しましょう。

 

 

気をつけること

 

風疹の抗体はありますか?

妊娠初期に風疹に感染すると、胎児の目、耳、心臓などに影響が出る恐れがあります。妊娠前に風疹の予防接種をしておくことがいいのですが、風疹の抗体が少ないと言われた人は、なるべく人混みはさけ、外出後は、うがい手洗いを徹底しましょう。

 

ゆったりとしたスケジュールを

妊娠初期はまだまだ注意が必要な時期。走ったり、慌てて転んだりしないためにも、時間に余裕をもったスケジュールを組むようにしましょう。特に働いている人は、通勤時間をずらすなどの工夫を。また、靴はヒールの低いものが安心です。

 

車や自転車の運転は気をつけましょう

ぼーっとしてしまったり、反射神経が鈍るので思わぬ事故や転倒などを起こしてしまうことがあります。なるべく控えることが望ましいでしょう。車の助手席に乗るときには、シートベルトを忘れずに。

 

プレママダイアリーをつけよう

食べたものやその日の体調、体重などを記録に残しておくと、検診時に役立ちます。自分のお腹が大きくなっていく様子を写真に撮って、記念に残しておく人も。

 

 

この時期のトラブル

 

初期流産

妊娠12週までの流産は胎児側の原因によるものがほとんどです。また、下腹部の重だるいような痛みや、チクチクするような痛み、おりものに血が混じる程度の出血は様子をみてもは大丈夫です。強い生理痛のような痛みや、子宮が収縮する痛みや鮮血が伴う場合は産婦人科へ連絡をしましょう。

 

 

TODOリスト

の服用に注意する

アルコール、タバコをやめる

葉酸を摂取する

□母子手帳を受け取る

□高いヒールの靴は避ける

□プレママダイアリーをつける

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

 

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