つわりのタイプと対処法

 

 

つわりの期間は人によって全く異なります。つわりの始まる時期は一般的には妊娠5〜6週頃からで、妊娠7〜9週くらいにピークを迎えます。終わる時期も人によってさまざまですが、妊娠12〜16週頃に終わる人が多いようです。


つわりのつらさはお母さんになるための一番最初の洗礼のようなものです。このつらさを乗り切ることを出産への第一関門と考えましょう。つわりの症状は体質やメンタルな部分によってまったく異なり、症状が現れない人もいます。つわりは妊娠期を維持するためのHCGホルモンが多量に増えることが関係し、体の機能に混乱をきたすためではないかと考えられていますが、まだはっきり判っていません。

この時期は食べられなかったり嗜好が変わったりしますが、栄養バランスにそれほどこだわらずに食べられるものを少しずつ食べましょう。水分の補給も大切なので忘れずに、こまめに水分を取るようにしましょう。飲み物は冷やして飲むと飲みやすく、炭酸の入った甘みのあるものが飲みやすいという人も多いです。食事は固形物と飲み物を時間を空けて摂ると戻しにくくなります。また、つらいときは横になるのが一番です。また、家事もほどほどにしてゆっくり休みましょう。

 

 

つわりのタイプ

吐きつわり

いつも胃のあたりがムカムカして吐き気があるのが「吐きつわり」タイプです。食べられないときには無理に食べる必要はありません。あっさりしたものを少しずつ食べてみましょう。レモンなど酸味のあるもので味付けをしてみると食欲をそそります。

吐きつわりの人は脱水症状が心配です。スポーツドリンクやフルーツシャーベットなど口当たりのさっぱりしたものを採るのもよいでしょう。水分を全く受け付けなくなり、尿の量が減ったり、視界がおかしくなった場合は、病院を受診してください。

 

食べつわり

空腹時に気持ちが悪くなるので、つい食べ続けてしまうのがこのタイプです。特に朝起きたばかりの時に気持ち悪くなる人が多いようです。このタイプは食べ過ぎないように気を付けること、食品が単品(炭水化物メイン)が多くなると空腹時の血糖が下がりすぎ、より気持ち悪さが増すため、食事のバランスはしっかり考えてください。1日に食べる量を5〜6回に分けて食べ過ぎを防ぎましょう。

 

その他

つわりの症状は人によってさまざまです。しょっちゅう眠くなる、疲労感・倦怠感、嗜好が変わる、イライラ感などこの時期には体が「休養」を要求しているので、体の信号に従ってとにかく体を休めましょう。

 

 

つわり対処法

満員電車でも妊婦さんに席を譲ってくれる人も少なくなってきました。妊娠初期はおなかが目立たないので、つらい思いをして乗っていることに気が付かないということもあるでしょう。時差通勤を申し出て満員電車の時間を外す、通勤時間に余裕を持って気持ち悪くなったら途中の駅で降りて休むなど工夫してみてください。ぎゅうぎゅう詰めの満員電車でおなかがぶつかるのも不安なので、人の多過ぎる電車はなるべく見送るようにしましょう。マタニティマーク入りのグッズをバッグなどにつけておくと、席を譲ってもらいやすくなります。

吐き気を催したときにすぐに駆け込めるように、通勤途中の駅のトイレの場所を前もって把握しておくことも大切です。もしものときのために、小さめのタオルやビニール袋を忘れずに携帯しましょう。ビニール袋はカサカサ音がしないもので、中の見えないものがいいでしょう。

 

 

つわりの体験談

つわり当時、事務の仕事をしていました。つわりがきつくなったら大変だろうなと思っていましたが、逆に仕事をしていた方が気がまぎれていいようでした。家に帰ったらなるべく体を動かさないようにして、横になっていました。

空腹時のイライラ、嘔吐がひどく、特に起床後すぐ、就寝前に胃液を吐くことが多かったです。人ごみにいるだけでもムカムカして、スーパーで多くの食材を見て吐き気がする日々。肉類、ゆず、タバコのにおい(タバコを吸っている人をテレビで見るだけでも×)がだめでした。つわり対策といってもはっきり言ってどうしようもなく、食べたいものを食べたいときに、食べたいだけ食べるだけ!でした。

私の場合、妊娠2〜4ヶ月頃がひどかったです。典型的な「吐きつわり」で、1日に何回ももどしたりしていました。あまりにもひどくて3日間入院するほどでしたが、徐々に治っていきました。

(監修/池谷美樹先生)

 

2015/06/29

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