生後3〜4カ月

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監修者

医師 小枝 達也 先生

小児科 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長


鳥取大学医学部脳神経小児科入局。小児神経科、小児科、新生児医療、神経内科、障害児医療の研修を積み、オランダ政府奨学生としてアムステルダムライ大学小児科へ留学。その後、鳥取大学医学部講師、助教授を経て、鳥取大学教育学部教授に就任。その後、鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属小学校長(併任)、鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長(併任)を歴任し、平成27年3月鳥取大学退職。平成27年4月より国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長に就任。平成29年4月より副院長併任。

 

 

■主な経歴

1984年 鳥取大学医学部卒業
1996年 鳥取大学 脳神経小児科助教授
1998年 鳥取大学教育学部教授
2004年 鳥取大学 地域学部教授
2015年 国立成育医療研究センターこころの診療部長

      鳥取大学名誉教授
2017年 同上 副院長併任

 

■専門領域

発達障害医学
神経心理学
小児保健学

 

■所属学会・委員等

日本小児科学会
日本小児神経学会 評議員
日本小児保健協会 副会長・常任理事
日本ADHD学会 常任理事
日本小児精神神経学会

 

■メディア履歴

【著書】
1.『ADHD,LD,HFPDD,軽度MR児保健指導マニュアル ちょっと気になる子ども達への贈りもの』 診断と治療社
2.『写真でみる乳幼児健診の神経学的チェック法』 南山堂
3.『5歳児健診 発達障害の診療・指導エッセンス』 診断と治療社
4.『育てにくさに寄り添う支援マニュアル』 診断と治療社
5.『育てにくさをもつ子どもたちのホームケア』 診断と治療社
6.『データで読み解く発達障害』 中山書店
7.『ライフライクルに沿った発達障害支援ガイドブック』 診断と治療社
【テレビ・ラジオ】
ラジオNIKKEI Medical Liblary 
NHKあさイチ ディスレクシア 出演

 

HP:ディスレクシア | 国立成育医療研究センター

 

 

体重が生まれた時の約2倍に、身長も12〜13cmほど伸びます。あやされると声を出して笑うようになり、表情が出て一段とかわいくなる時期です。生活リズムを規則的に心がけていると、昼夜の区別がだんだんとつくようになり、育児が少しラクになることも。児童館などでほかの赤ちゃんとの交流もしてみましょう。

 

赤ちゃんの成長

男の子

・身長約59.0〜64.8cm

・体重約5600〜7600g

 

女の子

・身長約57.6〜63.4cm

・体重約5300〜7100g

 

 

※身長体重は「平成22年度厚労省調査」から、男女別に10-90パーセンタイルの値を記載。10g単位は四捨五入して

います。また、早産のお子様は修正月齢(出産予定日からの月齢)でお考えください。

 

・声を出して笑うようになる

・首がしっかりしてくる

・ガラガラなどが握れるようになる

 

3カ月をすぎると首が少しずつしっかりしてきて、うつ伏せにすると少しの間頭を持ち上げられるようになります。首がすわるまでは、抱っこの時などには赤ちゃんの首の後ろに手を添えましょう。また声を出して笑ったり、泣き声の表情が豊かになります。握力もつくので、軽いガラガラなら握って遊べるでしょう。「太めちゃん」、「ほっそりちゃん」など体格に個人差が出てきます。

 

 

生活リズム

・昼夜の区別がつくように

・昼間起きている時間が長くなる

 

夜まとまって眠るようになり、日中に起きている時間が長くなります。夜20時に就寝した場合、1〜2回起きて朝7時に起きるというリズムが目安。まとめて6時間くらい寝てくれることもあり、育児はずっと楽になります。外気に慣れさせるため、お散歩やベランダに出るようにしましょう。ただし、お天気のいい暖かい日に限ります。

 

 

おっぱい・ミルク

・授乳時回数が減る

・授乳時間が決まってくる

 

3カ月になると1日の授乳回数は6回前後になるのが平均的です。これは大脳が発達し、満腹感がわかるようになった成長のしるし。体の成長と同じように個人差が出てくるので、たくさん飲む赤ちゃんもいれば、少しでも満足する赤ちゃんもいます。

 

 

この時期のポイント

 

3~4カ月健診に行きましょう

体重、身長、頭囲、胸囲の測定に加え、姿勢のバランスを診ることがあります。さらにママの母乳、産後の回復についても相談にのってくれるでしょう。3カ月時の健診のポイントは首のすわりと股関節の開き。そのほか、視覚、聴覚が正常に発達しているかを診ます。当日はおむつ、着替え、ミルク、おもちゃ、大きめのタオルなどお出かけセットを持って行きましょう。赤ちゃんの具合が悪ければ無理せず次の機会に受診しましょう。

 

 

あせらずに赤ちゃんの成長を見守ることも大切

健診では赤ちゃんの健康状態、発育状態を調べるため、医師がさまざまな質問をします。質問に「ノー」と答えたママはちょっと心配になってしまうかもしれません。でも、赤ちゃんの成長には個人差があります。また、慣れない環境でできなくなってしまうこともあります。赤ちゃんの成長には個人差があるのでしばらくは成長を見守ってあげましょう。

 

 

夕方になるとグズグズ泣く

これは「夕暮れ泣き(たそがれなき)」と呼ばれるものです。なぜ夕方泣くのかはわかっていません。こんなときは、抱っこしてあやしてあげると赤ちゃんは安心するようです。ちょうど夕飯を作る時間と重なり、困ってしまうこともありますが、早めに支度を済ませ、夕方を赤ちゃんとのコニュニケーションの時間と切り替えてみましょう。

 

 

赤ちゃんと一緒のおでかけ

3カ月を過ぎると赤ちゃんとのお出かけが楽しめるようになります。この時期の目安は2〜3時間程度。公園や児童館など近所がおすすめです。おむつは多めに、着替えも1着持っていくと安心です。汚れたものを入れられるようにビニール袋もあると便利ですね。母乳育児の人は、外出先でも授乳ができるように授乳ケープも必要です。使い捨ておむつを入れる消臭おむつポーチも用意しておきましょう。

 

 

お食い初め(おくいぞめ)をしよう

お食い初めとは赤ちゃんが食べ物に困らないようにという願いを込めた儀式。生後100日〜120日目に行うことが多いです。長寿にあやかって、祖父母などの年長者に抱いてもらい、食べるまねをします。歯固めの石とともに、尾頭付きの魚などのお祝い膳を用意します。

 

 

TODOリスト

□3〜4ヶ月健診を受ける

□生活リズムをつけ始める

□外気浴やおでかけをはじめる

□授乳ケープを準備しよう

□消臭おむつポーチを準備しよう

予防接種のスケジュールの確認

□お食い初めをする

 

 

(監修/小枝達也先生)

 

2015/07/08


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