妊娠36週(妊娠10カ月)【医師監修】赤ちゃんの成長、ママの体の変化・症状・注意点

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

 

いよいよ妊娠10カ月、健診は週1回になります。せり出したおなかが下がると、胃の調子は回復しますが、膀胱が押されてトイレが近くなり、足の付け根付近に痛みを感じることもあります。出産までもう少しの我慢です。

 

赤ちゃんの成長

  • ・身長約46cm
  • ・重さは約2500g

 

大きくなった赤ちゃんは、子宮にスペースが少なくなり自由に動けなくなります。生まれるまであと少し、赤ちゃんはその時を待っています。

 

 

ママの体の変化

  • ・子宮が下がってくる。

 

みぞおちまで上がった子宮が、出産に向けてだんだん下がってきます。胃への圧迫がへり、ムカムカがなくなります。食事がしやすくなりますが、食べ過ぎは禁物です。

 

 

 

栄養と食生活

臨月になって油断し、体重増加をしてしまう人が多くいます。胃の圧迫もなくなり、長い期間の妊娠生活のストレスから過食になってしまうことも。臨月になると思ったように体も動かせなくなり、運動量も減るため予想以上に体重が増えてしまいます。最後のひと踏ん張りだと思って、身を引き締めましょう。

 

 

その他の症状

 

陣痛

赤ちゃんが生まれて来るために起こる子宮の収縮を陣痛と言います。前駆陣痛と呼ばれる、生理痛のような痛みを感じる人もいます。10分間隔になったら、産院へ連絡をしましょう。

 

 

破水

赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて羊水が流れ出ることを破水と言います。通常は陣痛がピークになり子宮口が全開の時に起こるのですが、まれに陣痛が起こるより前に破水が起こることも。細菌感染の恐れがあるので入浴はNG。産院にすぐ連絡して行きましょう。

 

 

気をつけること

 

安静のしすぎもNG

臨月に入ると不安になり、家でじっとしてしまうママもいます。医師から安静にと言われていない場合は、ごろごろせずに体を動かすようにしましょう。ママの体力もつきますし、お産モードへ切り替わりやすくなります。

 

 

パパにも産院の連絡先を

パパもいよいよ出番です。病院の名前、場所、担当医の先生の名前などは知っていますか?連絡があったらすぐに駆けつけなくてはならないこともあります。必ず携帯に入力しておくなどをお願いしましょう。

 

 

この時期のトラブル

早産に気をつけましょう

早産とは、妊娠22週以降37週未満に出産になった場合を言います。妊娠22週を過ぎれば、万が一出産になっても赤ちゃんが育つことは可能ですが、早ければ早いほど大変です。安定期だからといって安心せずに、なるべく早産を防げるように、おなかの痛みや出血など、小さなサインも見逃さないようにしましょう。

 

 

TODOリスト

入院グッズの確認

育児グッズの確認

出産の流れと連絡先などの確認

□安静にしすぎない

□パパへのお願いことをリストに

 

 

(監修/池谷美樹先生)

 

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